6月下旬に梅雨明けし、朝から晩まで30度以上という桁違いの暑さが続いています。
午前9時で30度を越している地域が多くあり、体に危険を及ぼす暑さのため、外出を控えエアコンをつけて過ごすように呼びかけが行われていますし、熱中症で命を落とす方も出てきています。
家や店も太陽の強烈な日差しで建物自体が熱くなり、エアコンを28度設定しても部屋が全然冷えないといったことを経験された方もいらっしゃると思います。
お店によっては、暑さが原因で客足が伸び悩むところもあると思います。さらに、エアコンも朝から晩までフル稼働となると例年よりお金がかかってしまいます。
外壁の塗装をかえて、部屋や店が今よりも涼しくなるようにしてみませんか。
なぜ、暑くなるのか
日本家屋は、木造家屋で、窓が多く、障子やふすまで部屋が仕切られており、風通しがよくつくられていました。
現在では、鉄筋やコンクリートでつくられ、窓も小さくなり、通気性が悪くなる一方で、気密性が高くなると熱がこもりやすくなります。
そのため、夜になっても熱が家や店にとどまり、暑さがつづいてしまいます。
家を涼しくする方法は
断熱材をいれることで、暑さがだいぶ和らぎます。
築年数が30年立っている場合は、断熱材が入っていないことが多くあります。築20年前後でも断熱が不十分な場合がありますので、確認してみましょう。
断熱材が不十分で、壁の色が黒の場合は、熱を吸収するので外壁の温度がどんどんあがり、家や店の中の室温もあがり、さらに熱がこもり涼しくなりにくくなります。
黒は、シックでモダン、おしゃれの代名詞とも言える色だと思いますが、家や店の状態をきちんと把握していないと見た目はよくても居心地の悪い状態になってしまいます。
さらに、日当たりによっては、うかつに外壁にさわると火傷するおそれもでてきますので、注意してください。
外壁に特別な塗装をすることで暑さを軽減させてくれるものがあります。
断熱塗装と遮熱塗装による対策
まず、私たちが太陽の光を浴び続けると、体はどんどん暑くなります。家も太陽の光が壁に当たると壁はどんどん熱くなっていきます。それを、断熱塗装と遮熱塗装で防ぎます。
・遮熱塗装
太陽の光をはね返す、反射してくれることで家や店の中が暑くなるのを抑える効果があります。
・断熱塗装
太陽の光による熱を家に伝わらないようにする効果があります。室内の熱も外に伝わらないようにするので、冬の寒いときにもエアコンであたためられた室内の空気を外に逃さないようにしてくれます。
次回は、塗装の持続性や頻度、費用について、ご紹介します。
当社では、店舗リフォームや改装、リノベーションを多く手がけております。完成図を3Dでお見せすることも可能です。
店舗や住まいの暑さや寒さでお悩みの方は、ぜひ、お気軽にA&C株式会社へお問い合わせください。