店舗内装デザイン・工事の流れ
ヒアリング
初めにどんなお店にしたいのか、ヒアリングさせていただきます。
お店のコンセプトや売り、ターゲットなどを明確にすることで、物件の立地や条件も絞られてきます。
物件探し
物件を選ぶ上で最も重要なのは立地です。
オープン後、商品、サービス等は変える事が出来ますが、立地は変える事が出来ません。
人の流れや年齢層、駅からの距離、車で来る場合は視認性や駐車スペースを確保できるか、同業店の有無等、実際に自分の目で見て選びましょう。
ご提案
ヒアリングの内容に沿ったお見積書、図面、完成をイメージしやすい3Dパースを作成いたします。
これをベースに、お打ち合わせを重ね、理想へと近づけていきます。資金計画
融資は店舗契約後となる場合が多いので、物件取得のための保証金は自己資金での用意が必要です。
融資先の候補としては「日本政策金融公庫」や「保証協会」 が一般的です。
融資を受ける上で下記の点に注意する必要があります。
- 額が大きくなれば保証人が必要になること
- 申請が受理されてから融資が降りるまで2〜3週間かかること
- 受理までを考え、早めの事業計画を作成すること
初期費用を抑えたい場合は、厨房機器や空調設備など一部の設備でリースの活用も考えられます。
弊社では各種工事でローンのご用意もございます。
ご契約・各種申請
ここまでの図面、仕様、工事のお見積り金額にご納得いただいた上で、ご契約になります。
多くの物件の場合、消防法に基づく営業許可が必要です。申請は、所轄の消防署になります。
飲食店や美容室の場合、衛生法に基づく営業許可が必要です。申請は、所轄の保健所になります。
他にも、バーなど深夜営業許可、看板などの道路占有許可、動力電源の新規の申請など
それぞれお店の作りや設備に規定があり、それが満たされていないと検査を通りません。
着工前に平面図を持参し相談しておけば安心です。
製作・施工
工事が始まると、変更はききにくくなるので、気になる部分がある場合は早めにお伝えください。
- 仮設工事
- 仮設足場、養生、仮設電源等、また墨出しや清掃等の工事
- 解体工事
- 不必要な部分の解体、撤去
- 下地工事
- 天井、壁、床の下地の製作、主に木下地、軽鉄下地があります。
- 造作工事
- フローリング、カウンター、窓枠など基本的に木を用いた工事
- 建具・ガラス工事
- 無垢建具・フラッシュ建具・サッシなどの製作及び取付工事
- 家具・什器工事
- テーブル、椅子、収納などの商品搬入据付工事、及び製作
メーカー品からオーダー製作まで承ります。 - 内装仕上げ工事
- ビニルクロス、ビニルタイルなどの仕上げ工事
- 塗装・防水工事
- 木部、鉄部や床用など各所の塗装、厨房床などの防水工事
- 左官・タイル工事
- モルタル、漆喰、珪藻土などの左官、土間打ち、タイル貼り
- 電気設備工事
- 照明、コンセントなどの配線、器具の取付工事
- 空調設備工事
- エアコン、ロスナイの配管、器具の取付工事
- 換気設備工事
- 店内換気、厨房排気、ダクトなどの配管、器具の取付工事
- 防災設備工事
- 感知器、誘導灯、非常灯、消化器などの商品と、配線、器具の取付工事、消防検査、申請
※所轄消防署への相談後、工事内容が決定致します。 - 給排水・衛生設備工事
- 水栓器具、トイレ、手洗い器などの配管、器具の取付工事
- ガス設備工事
- 基本的には別途、所轄ガス会社の工事なります。
都市ガスが来ていない地域などは、弊社提携のプロパンガス会社のご紹介も致しております。 - 厨房設備工事
- シンク、冷機器、熱機器などの商品と、搬入据付工事
- サイン工事
- 屋号看板、メニュー看板、誘導看板、LED・ネオンサインなど
- 雑工事
- 各種工事以外に必要になる、補修、小工事など
- 美装工事
- 工事完了後の室内クリーニング
- 諸経費・管理費
- デザイン設計、現場管理、交通費など
完成・お引き渡し
工事が竣工したら、いよいよオープンまでの準備です。
できれば、工事完了からオープンまでは何日か余裕を持った方がいいでしょう。
レセプション等を行い、実際にオープンした時のシミュレーションをしましょう。
設備等の具合もチェックしておきましょう。
アフターメンテナンス
補修工事や看板の貼替えはもちろん、チラシや名刺の印刷などオープン後の様々なご要望に対応致します。
これからお客様との新しいお付き合いが始まります。