エステサロンへ｢美｣を追求し来店なさるお客様に満足していただくには、施術内容が一番大事である事は当然ですが、その店舗の空間を含めた雰囲気を統一させ、提供する事が必要です。
エステサロンにとって店舗のデザインはとてつもなく重要な要素と言えるでしょう。
お客様は施術内容の充実と共に、エステティシャンに身を任せ、リラックスした時間を過ごす事を楽しみにいらっしゃるのです。
店舗のデザインによって非日常を感じていただいて満足していただきたいものです。

どのようなデザインのエステサロンの店舗ならば、お客様は日常から離れて充実感を得てくださるのでしょうか。

 

オーナー自身がテーマを明確にし、デザインする

店舗の内装デザインを、デザイナーや内装工事会社任せにする事は可能ですが、自分で考えたコンセプトに近付ける為には自らデザインする事が大切です。
デザイナーがデザインした内装に許可を出すのは簡単ですが、共に悩み考え抜いたデザインした店舗の方が愛着も沸くというものです。
エステサロンオーナーである自分自身がデザインの方向性を決め、その方向性を元にデザイナーや内装工事会社がデザインした具体的なデザイン案を提案してもらい、その中から店舗のコンセプトに合うものを選ぶのがベストです。
色々なエステサロンに出向き、どのようなデザインで集客しているのかよく見て回りましょう。

ターゲット層を見極めたエントランス

エステサロンの店舗にまず入店し、最初に目に入るのはエントランスです。
エントランスのデザインを考える時に必要なのは、ターゲット層を見極める事です。
高級感のあるエントランスは、一般層のお客様は施術代金を不安に思い入店をためらってしまうでしょう。
逆に簡素なエントランスでは、高級感を求めラグジュアリーな空間を楽しみたいお客様には物足りません。
施術代金やコース、立地等、どのような層のお客様をターゲットにするのかを先に明確にしてから店舗の内装デザインを決めていきましょう。

リラックスできる施術室をデザインする

そしてエステサロンでもっとも重要なのは施術室です。
施術にもよりますが、ほとんどのお客様が大半の時間を過ごすスペースになりますので、あまり派手な内装になり過ぎず、リラックスして施術を受けてもらえるかどうかをよく考えてデザインしなければなりません。

施術室は二種類あります。

オープンタイプと個室タイプです。
オープンタイプというのは複数のベッドが一つの部屋にあり、同じ空間を共有します。
個室タイプは、壁で仕切られた物やカーテンで仕切られただけのものもあります。
壁で仕切るとなるとベッドの配置効率も悪く、予算もかかりますが、お客様は他人の目を気にする事なく施術に集中し満足する事ができます。
どちらを取るかはよく考えましょう。

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