店舗内装の色使い

私たちの目には、普段たくさんの色が映っています。

色は、食欲が増す、逆に食欲がなくなる、癒される、購買力が増す、落ち着く、興奮するなど、それぞれ特性があります。

店舗やオフィス、お住いなどでやってしまいがちなのは、ついつい自分の好きな色を使ってしまうことです。

好きな色がお店のコンセプトやその空間に合っていれば良いですが、そうでない場合は集客につながらない、リピーターが増えないなど、勿体無いことになっているかもしれません。

ここでは、それぞれの色の特性や一般的イメージ、統一感のでる色の使い方についてご紹介します。

三色使いで統一感を

お店や店舗の業種やコンセプトによって、ベースの色をどの色にするか考えましょう。

そして、メインとなるカラー、アクセントになるカラーを考えます。

ベースのカラーは店舗内の70%、メインカラーは2〜3%、アクセントカラーは1〜0.5%くらいが良いといわれています。

ベースの色は、他の色との関係もありますし、貸店舗であれば天井や壁などの色に合わせることが多くあります。

また、近い色を選ぶ、濃淡や形などで雰囲気をかえることができます。暗い、明るすぎる、強すぎると思っていた色も淡くすることで他の色と馴染むことがあります。

それぞれの色への感じ方、効果

さまざまな色がありますが、色それぞれを見て私たちがどのように感じるのか、色の効果について簡単にお話します。店舗の色を決めるときの参考になればと思います。

 

赤・オレンジ・黄色などの暖色

良い効果・・・暖かみがある、明るい、元気、活発、陽気、にぎやか

そのほか・・・危険、興奮、食欲を高める

 

青、緑などの寒色系

良い効果・・・さわやか、誠実、清潔、落ち着きがある、癒される、なごむ

そのほか・・・冷たい、寒々しい、

 

良い効果・・・高級感、上品、芸術性や知性が高い

そのほか・・・欲深い・強欲、あやしさ

世の中には、見たこともないような色がたくさんあります。自分が苦手とする色にもあえて挑戦するなどしてみても良いかもしれません。

 

色見本と配色サイト

https://www.color-sample.com

 

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