看板にもある耐用年数

前回、店舗看板には、色々な種類があることをご紹介しました。
店舗看板は会社や店舗の大事な資産となりますので耐用年数があります。
ここでは、店舗の看板の種類による耐用年数と店舗看板のリニューアルの時期についてお話します。

店舗の看板とそれぞれの耐用年数

耐用年数とは、経済的に価値がありそれを利用できる期間をさします。
店舗の看板にも耐用年数がありますが、大きさや材質などにより、その耐用年数が違います。

看板に使用する器具や備品の耐用年数は3年、建物付属設備は金属製の場合は18年、構造物は金属の場合20年、それ以外であれば10年となります。これは、新品の場合です。中古になると変わります。
それでは、店舗の看板の種類とそれぞれの耐用年数について簡単にご紹介します。

 

●屋上広告塔、塔屋看板

ビル等の屋上に設置する店舗看板です。広告面積が大きいため、遠くからでもよく見え、よく目立ちます。耐用年数は、20年(構築物(金属造))となります。

 

●袖看板、突き出し看板

建物壁面や支柱から突きだして設置する店舗看板です。
テナントビル等では縦長に入居している会社名が書かれています。
耐用年数は18年(建物付属設備(金属造))となります。

 

●パラペット看板

店舗の正面に設置する事の多い看店舗板です。電照タイプの種類は夜でも遠くから認識する事ができます。耐用年数は20年(構築物(金属造))となります。

 

●スタンド看板

A型看板やイーゼル、キャスター付き等の移動可能な種類の自立式案内看板等を称してスタンド看板と呼びます。耐用年数は3年です。
電飾を使ったスタンド看板も耐用年数は3年(器具、設備)となります。

 

●デジタルサイネージを使用した看板

簡単にいうと液晶モニター看板です。最近、目にすることが増えた次世代の看板です。
スタンド看板のように固定せずに設置できるもの、壁に埋め込むこともできます。
耐用年数は器具、設備に該当すれば3年、壁に埋め込むなどすると耐用年数は18年になることもあります。

 

詳しくは、国税庁のホームページを御覧ください。

 

国税庁 耐用年数(器具・備品)
https://www.keisan.nta.go.jp/survey/publish/34255/faq/34311/faq_34358.php

 

国税庁 耐用年数 (建物・建物附属設備)
https://www.keisan.nta.go.jp/survey/publish/34255/faq/34311/faq_34354.php

 

減価償却資産の耐用年数等に関する省令
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S40/S40F03401000015.html

 

店舗看板のリニューアルはいつ?

店舗の看板は、耐用年数が過ぎると壊れるわけではありません。
使用頻度や店舗看板の設置場所、看板の素材などにより耐用年数よりも早く壊れることもあります。

店舗や会社のイメージを損なう前に看板の劣化状態を確認し、店舗看板のリニューアル時期を検討しましょう。また、店舗看板の耐用年数を店舗看板のリニューアル時期を考える一つの目安にしても良いかもしれません。

 

看板の種類や素材、設置など看板について幅広く取り扱っております。
店舗看板についてお困りの方は、お気軽に是非A&C株式会社へご連絡ください。

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